子供のお部屋

 
子供は、指シャブリがだ〜い好き
では、今月はこの指シャブリについて書いていきますね。

写真は私の子供の3ヶ月ころ、、、、

  生後1ヶ月の時:手で、お顔を、ぐしゃぐしゃ、、口にはまだ手が届きません、、、お目目に手を入れそうで、心配で、手袋をつけられてしまったよ。。。

 2ヶ月:指シャブリだか、げんこつシャブリだか、、、お手手を、そのまんま、お口の中へ、、、、でも、やっぱり親指さんが、、すき?シュパシュパ音をさせてすってます。奥まで入れすぎてはいちゃったり、、、、困ったな〜〜〜
う〜〜ん、たしかに指いう字は、「手へんに旨い」と書く。やっぱり指はおいしいのでしょうか?ね?
 
  3ヶ月:手をじ〜と眺めたり、両手を目の前にもっていって握りあわせたり、親指さんのほかに、人さし指さんのシュパシュパ、、、4本指のシュパシュパ、、、ガラガラがようやくきちんと握れるようになりました。。。。。が、、そのガラガラも、、あっ!!!お口の中へ、、、何でもお口に入ってしまいます。
お手手も、おもちゃもみんな子供にとっては不思議な不思議なおもちゃです。

 さあ。これからどんなふうに成長していくかしら??

 この指シャブリ:小児保険学会の報告によると、『子供の指シャブリは生後1ヶ月から始まり、3ヶ月をピークにして5ヶ月目までは、頻繁に見られるが以後やめる』とある。

 この生後1ヶ月からはじまり、約1歳前後までの指シャブリは、子供の発達においてなくてはならない『生理的指しゃぶり』で、指シャブリが必要な時期といえます。この1歳前後の乳児の行動には、成長発達においてすべて重要な意味があるからです。

 その後1歳頃から3:4歳頃までの指シャブリは『心理的指しゃぶり』と変化します。
子供がようやく歩き始め、探究心が旺盛になり、自立心が芽生へ、徐々に母親から離れて大きな世界へと旅立っていく過渡期となるのです。
指シャブリが、ふしぎと親指におおいのは、『親の変わりになる指ということなのか、、』この時期に自立心が芽生え、個人での遊びから集団への遊びへとどんどん親から離れる、この親から離れる時の大きな不安??ちっちゃな不安??からか、親指シャブリ、、、ということになるのかしら???
この時期に、指シャブリをやめさせようと、注意する必要はありませんよ。よけい悪化させることがあるから、笑って見守ってくださいな!!
遊びが広げやすい環境にいる子供は比較的早く指シャブリがなくなるといわれています。それに対し、遊びに集中しづらい子供には、指シャブリというものが残りやすいといわれており、この指シャブリが残ってしまい習慣となることがその後問題となる行為の指シャブリ、『習慣性の指シャブリ』となっていくのですね、、

 では、この『習慣性の指シャブリ』が、なぜ歯科において問題になるかというと、
それは、『開口:かいこう』奥の歯が噛んでいるにもかかわらず前歯があいてしまっている状態、あるいは『上顎前突:じょうがくぜんとつ』上の前歯が下の前歯に比べてでてしまっている状態、になってしまうので要注意、、ということになるのです。そうなるとどうなるかというと、『口唇傷害:こうしんしょうがい』前歯がでてくると口が閉じづらくなってくる、するとご飯か食べづらいので唇の代わりに舌でふさいでご飯を食べようとする『悪い舌癖:ぜつへき』となり、その結果 より食べづらくなりうまく噛むことができなくて食べ物の丸飲み『異常嚥下癖:いじょうれんげへき』となる、そうなると。。。。

 これらを直すのは、とっても大変、矯正という対症療法だけではなかなか、直らないのです。ま、お金もかかるしね、、、だいぶ、、
では、なぜ『習慣性の指シャブリ』が起きてしまうのだろうか、

 遊びの中に入りずらい、集中しづらい子供に起こるといわれる『習慣性の指シャブリ』の原因には、親子関係、環境関係によるところが多いといわれています。いわゆる夫婦喧嘩、姑嫁問題、、、、などなど、、、

 ある子供の例ですが、、両親が喧嘩を始めたら、突然指シャブリを始めた、、ふだんは全然しいのに、、、、それから喧嘩のたびにシュパシュパ、、、そのうち、、気づくとずーと親指さんとなかよしに、、、、

 指シャブリがある程度の年令になってもなおらない時は、ちょっとした、愛情(親から子供に対して愛情のない親はいないと思うのですが、、、子供にとっての愛情?、、難しいですが)不足が考えられること、時が多いのです。

 この子の場合は、両親の喧嘩が嫌、、、でも、、、とめるすべがない、、、指シャブリをすると、私を怒るために喧嘩をやめる。。だったら。。シュパシュパ、、止めてくれれば、、、、???
というようなこと、、、、

 そうです、この環境的要因を直さなくては、だめなのです、、大変なんですよ、、、

 そこで、こうならないようにするには、、、、、?
となるわけです。
夫婦仲良く、喧嘩するときは、子供のいないところで、、、姑との喧嘩も、、ちょっと控えめに、、、、

 まあ、、、そんなこと全然してないのに、、、指シャブリの直し方教えて〜〜〜という方には、これからすこ〜〜しヒントを書かせていただきますね、
あくまでもヒントです、100%とは、いきません、もちろんすぐに直るなんてものはありません

 たとえば、ちょっと前の「お母さんと一緒」にでてくる「じゃじゃまる、ぴっころ、ぽ〜ろり??」だったっけ、、
じゃじゃまるは猫なので糸切り歯が出ていて 、ぽ〜ろりはねずみなので前歯がでている、でもぴっころはぺんぎんさんなので歯がきれい、お顔もきれ〜〜
そこで、『お母さんね、ぽ〜ろりはねずみさんでちゅうちゅう吸うから前歯がでてしまっていて、あんまり好きじゃないんだ、ピッコロの方が口元がきれいでかわい〜から好きよ〜ん』などと、これをテレビに向かっていう、、このテレビに向かっていうのがミソなんですよ、、、くれぐれも子供に向かってではなく独り言のように、、、ね、、。
では、この3びきを今テレビに出ている人に置き換えてみてください。別に、サンマさんには悪いがサンマさんと慎吾ちゃんと徳永秀明、、久本さんとキョンキョンと昔の石野真子さんこりゃ年がばれるか、、、ははは。。でもいいか。。。な???

 また、もし兄弟がいて、下の子が赤ちゃんで指シャブリまっただ中だとしたら、上の子がいるわざわざその横で、下の子に向かって「赤ちゃんは指シャブリするけど、お姉ちゃんはしないんだよ〜〜ね〜〜」と、あくまでも下の子にむかってですよ、、、、

 とりあえず、家で行えるヒント、、となりましたかあ?
それでも無理だな〜〜と思ったら、近所の歯医者で相談してくださいね、、、筋機能療法など、専門的に直す方法もあるのでね、、

 参考になりましたか??
くれぐれも、夫婦仲良く、家庭円満、にこにこ母さん、これ一番です、、、ね

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